商学部志望が神学部に入学した女子大生の話

~「神学部」の現役女子大生の日常を紹介~

なぜ禁断の果実を食べた?なぜ食べてはいけないの?

f:id:Myrk77:20200518233222j:plain


こんにちは!伊奈はなです🌸

 

今回は、私が「神学部」で学んだ知識にして紹介していきたいと思います(゚∀゚)

 

みなさん、聖書って読んだことありますか?

 

私は、この神学部にはいるまで読んだことはおろか、手にしたこともありませんでした。

 

中学校の頃に学校の門で聖書を配ってるおじいさんおばあさんたちがいましたが、

 

 

こわっ....

 

 

っていうイメージしかなく、受けとることもしませんでした。

 

なので、神学部にはいって初めて読んだとき

 

え、なんか思ってたんとちゃう!!

 

ってなったのが一番の感想ですね笑

 

 

では、その聖書について軽く紹介していきたいと思います☆

 

 

ではでは↓

 

 

 

・聖書って何が書いてあるの?

 

ずばり、聖書を読んだことがない人達の疑問はまさにこれだと思います。

 

 

もっともっと深い言い方をすれば意味は違ってきますが、

 

本当に大まかにいうと

 

「物語」

 

が書いてあります。

 

どうやって世界が作られたのか?人間ができあがっていったのか?

 

ここで、聖書の一番最初の「創世記」の一部を少し紹介したいと思います。

第三章1節~8節

 

 

 

”主なる神がつくられた野の生き物のうちで、最も賢いのは蛇であった。

蛇は女に言った。

「園のどの木からも食べてはいけない、などと神は言われたのか。」

女は蛇に答えた。

「わたしたちは園の木の果実を食べてもよいのです。でも、園の中央に生えている木の果実だけは、食べてはいけない、触れても

いけない、死んではいけないから、神はおっしゃいました。」

蛇は女に言った。

「決して死ぬことはない。それを食べると、目が開け、神のように善悪を知るものとなることを神はご存じなのだ。」

女が見ると、その木はいかにもおいしそうで、目を引き付け、賢くなるように唆していた。

女は実をとって食べ、一緒にいた男にも渡したので、彼も食べた。

二人の目は開け、自分たちが裸であることを知り、二人はいちじくの葉をつづり合わせ、腰を覆うものとした。”

(「聖書 新共同訳」 日本聖書協会 2008より引用)

 

 

みなさん、これは何の物語かわかりますか??

 

そうです!

 

禁断の果実を食べたアダムとイブの話です。

 

正式には聖書の名前はイブではなくエバなのですが、これはただ「Eve」がイブとよばれたりエバと読んだり、読み方の違いなのであまり気にしなくてよいです。

 

禁断の果実を食べてしまったアダムとイブなのですが

 

なぜ食べてしまったのでしょうか。

 

それは、先ほどの創世記をよんだらわかると思いますが、

 

そう

 

蛇にそそのかされたのです!

 

蛇は聖書の中では言葉を話す動物として描かれているのですが、

 

聖書の中で言葉を話す動物は、蛇とロバしかいません。

 

ちなみに蛇は、あの悪魔サタンを意味しております。

 

ロバは「民数記」というお話にでてきます。創世記の次の次の次のお話です。笑

 

 

では、なぜ禁断の果実を食べてはいけないのでしょうか。

・禁断の果実を食べてどうなった?

 

それでは、先ほどの3章の続きについてお話したいと思います。

 

主なる神が園を歩いてきた足音にアダムが気づいて、アダムは園の木の間に隠れた。

どこにいるのか?という神様の問いにアダムは「私は裸であるから、あなたの前に出ることはできない」と答えた。

 

ここで神様は疑問におもうのです。

「お前が裸であることを誰が告げたのか。とって食べるなと命じた木から食べたのか。」

 

そうアダムに問い、アダムは「あなたがわたしと共にいるようにしてくださった女が、木から取って与えたので、食べました。」

と答えた。

 

それを聞いた神さまは怒り、

 

”蛇に

「このようなことをしたお前はあらゆる家畜、あらゆる野の獣の中で呪われるものとなった。

 お前は生涯這いまわり、塵を食らう。

 お前と女、お前の子孫と女の間に私は敵意を置く。

 彼はお前の頭を砕き 

 お前は彼のかかとを砕く。」

女に

「お前のはらみの苦しみを大きなものにする。

 お前は、苦しんで子を産む。

 お前は男を求め 

 彼はお前を支配する」

アダムに

「お前は女の声に従い取って食べるなと命じた木から食べた。

 お前のゆえに、土は呪われるものとなった。

 お前は、生涯食べ物を得ようと苦しむ。

 お前に対して

 土は茨とあざみを生えいでさせる

 野の草を食べようとするお前に。

 お前は顔に汗を流してパンを得る

 土にかえるときまで。

 お前がそこから取られた土に。

 塵に過ぎないお前は塵に帰る。」”

 

アダムは女をエバと名付けた。彼女がすべて命あるものの母となったからである。

主なる神は、アダムと女に皮の衣を作って着せられた。

主なる神は言われた。

「人は我々の1人のように、善悪を知るものとなった。今は、手を伸ばして命の木からも取って食べ、永遠に生きるものとなるおそれがある。」

主なる神は、彼をエデンの園から追い出し、彼に、自分がそこから取られた土を耕させることにした。こうしてアダムを追放し、命の木に至る道を守るために、エデンの園の東にケルビムと、きらめく剣の炎をおかれた。”

 

 

少し省きましが、これが聖書にかかれてあるアダムとイブの最初のお話です!

 

どうですか、初めてよんだ方もいるんじゃないでしょうか?

 

結構、読みやすくておもしろくないですか?笑

 

そして、聞いたこともあると思いますが、続く4章がアダムとイブの子供、「カインとアベル」のお話なのです。

 

興味があったら是非読んでみてくださいね!

 

私もまた、追々紹介していきたいと思います。

 

 

・禁断の果実をなぜ食べてはいけないの?

 

これは、聖書のなかにもたくさんの比喩があり、また、多くのキリスト学者も頭を悩ませる一つの疑問なのです。

 

 

その中でも一番多く言われているのは

 

「性」や「愛」が関係しているということ。

 

また、神様が「善悪の知識の木」を植えたことには理由があり、それは、

 

アダムとエバに神さまに従うか背くかの選択を与えるため

 

だそうです。

 

 

なぜ食べてはいけないの?という疑問に、わたしもまだパッとこたえられるぐらい聖書を熟読していないので

 

これから皆さんと一緒に学んでいけたらな、と思います

 

 

また、あなたは、善悪の知識の木の実を食べてしまったアダムとイブのことを

 

どう思いますか?

 

 

よかったら考えてみてください。

 

 

 

 

では、今回これで終わりたいと思います。

 

読んでくださってありがとうございました(^▽^)/